Scrum Fest Osaka 2026でワークショップを提供してみた
Scrum Fest Osaka 2026で「決まらない会議を卒業しよう」という90分のワークショップを開きました。準備はDTAをつくるところから。当日はツッコミどころ満載の提案を出す役です。10名の参加者からいただいた反対意見と、届けたかったのに届けにくくしてしまったことを書きました。
Scrum Fest Osaka 2026で「決まらない会議を卒業しよう」という90分のワークショップを開きました。準備はDTAをつくるところから。当日はツッコミどころ満載の提案を出す役です。10名の参加者からいただいた反対意見と、届けたかったのに届けにくくしてしまったことを書きました。
コミュニケーションの癖は、本人の語りからは見えません。人と人との間にあるテーマは、グループの場でこそ扱えます。1on1とグループ支援、それぞれで起きることと使い分けの判断軸を整理しました。
「会議が長い」「何も決まらない」その解決策を説明するのではなく、その場で体験してもらうワークショップです。
Scrum Fest Osaka 2026
決めたはずのことが、翌週また議題に戻ってくる。問題は議題の中身ではなく、その下で流れているプロセスにあります。会議中のチームの状態に気づくための具体的な方法を、観察の観点として整理しました。
「このままでは生き残れない」。トップが危機を語り、誰もが頷く。けれど翌週の現場はいつも通り。動かないのは危機を知らないからではなく、変わることが怖いからです。シャインの「学習不安」を手がかりに、煽らない組織変革を考えます。
ある相談に「こうすればいい」と即答した瞬間、相手の顔がふっと曇る。良かれと思った助言が、現場を少しずつ受け身にしていく。シャインの援助論「プロセス・コンサルテーション」と「問いかける技術」から、教えない関わりと組織づくりを考えます。
新しい行動指針を掲げ、制度も整えた。最初は変わったように見えたのに、数か月後には元のやり方に戻っている。それは現場の意志が弱いからではありません。組織心理学者シャインの『組織文化の3つのレベル』を手がかりに、変革が表面で滑る理由と、深い層の動かし方を考えます。
コーチングを学び始めたのも、エンジニアになったのも、計画ではなく「たまたま」でした。クランボルツの計画的偶発性理論によれば、偶然はただの運ではありません。メンバーに「いい偶然」が起きる確率を、リーダーはどう上げられるのか。越境・余白・誘いの設計を考えます。
「あなたならできる」と背中を押しても、メンバーの一歩が出てこない——。やる気の問題ではありません。足りないのは「自分にはやれる」という自己効力感です。励ましでは育たないその感覚を、どう育てるか。バンデューラの4つの源泉から、チームを支える関わり方を考えます。