育休明けにLumina Sparkを受けてみた

はじめに
1年間の育休を終え、4月から(実質5月からですが。)仕事に復帰しました。クローズドな生活から「働く世界」へ戻るのは、まるで社会人としての復帰のよう。
久しぶりに人間関係と向き合う中で、自分の考え方や感じ方がこの1年でどう変わったのかを知りたくなり、「Lumina Spark」の受講を決めました。
Lumina Sparkとは?
Lumina Sparkとは、4つのカラーで表す特性から24の性格特性にわたって、自己理解を深めることができるツールです。
さらに、自己理解の先にある「他者理解」や「共創」を意識した設計がされており、単なる診断にとどまらず、実際のコミュニケーションやチームワークにも活用できます。

診断を受けるため、質問票に回答する
診断は、URLで届いた144問の質問に答える形式。
設問は直感的に答えられるものが多く、20分ほどで完了。途中で中断しても自動保存されるため安心です。
分析結果とプロファイル
私の回答した内容をもとに、約40ページにも及ぶプロファイルが作成されました。

自分でも気づいていなかった強みや傾向が言語化されていて、読んでいるだけでも自己理解が深まります。
まず、人が持つパワーを4つに分類し、私にはそれぞれを強いパワーや弱いパワーとして持っていることが記載されています。パワーが大きいほど強みとして活かせる一方で、使いすぎるとネガティブな面が現れることもあるそうです。
ここからパワーを8分割した場合の分析、24分割した場合の分析へと徐々に細やかな分析へと移っていきます。
ここら辺から内容の把握が難しくなってきたので、ガイドコーチングを受けてから自分の中に落とし込むことにしました。
ガイドコーチングセッションを終えて
90分間のセッションでしたが、それでも時間が足りるか、足りないかというほどに濃い時間でした。自己分析というテーマでありながら、俯瞰的でとても面白く感じました。中でも私が面白く感じた点をシェアします。
マンダラで見えた自分の強み
プロファイルに表示された私のマンダラはとても歪な形をしています。飛び出しているところは強いパワーがあるという事を意味しています。

Lumina Sparkにおいて、パワーの強弱を変えることは非常に難しく、形を整えることが成長を意味するのではないそう。自分の持つ強いパワー上手く使えることこそが成長であるそうです。
強みの使い過ぎに注意
プロファイルにはそれぞれのパワーの強みや弱みがあり、使い過ぎることによるネガティブな面についても詳細に書かれています。つまり、自分が持つ強いパワーの調整方法を身につけることこそが自身の成長につながるのです。
自己開発というと「苦手を克服する」というイメージが強く、少ししんどく感じますが、Luminaでは自分が元々持っている強いパワーの使い方を上手くなって成長しよう、と言ってくれるのです。これが私はとても好きです。
内在する自分、日常の自分、行き過ぎたときの自分の違い
- 内在する自分(Underlying You)とは;
リラックスした状態で最も自然体の自分のことです。ごく一部の人にしか見せない姿。
- 日常の自分(Everyday You) とは;
日常の振る舞い方で、周囲が認識しているであろう自分のことです。職場では意識して出そうとしている姿。
- 行き過ぎたときの自分(Overextended You) とは;
ストレスがかかっている時や予期せぬでき事が起きた時の自分の姿です。
私たちは3つの場合でそれぞれのパワーの使い方が変わってきます。
Luminaではそれぞれの性格要素を24個のクオリティとして表しています。私のプロファイルからいくつかを抜粋して紹介してみようと思います。

これは私の「社交的」クオリティです。このクオリティは新たな人間関係を作ることを簡単にしてくれます。一方で使い過ぎると、押し付けがましい人になってしまったり、人のプライバシーを侵してしまうことがあります。
目安としては、100%に近いものは使いすぎる傾向があり、0%に近いものは使えていない傾向があります。 50%付近がちょうど良い塩梅。
さて、私の「内在する自分」は94%と使い過ぎるきらいがあるのですが、一方で「日常の自分」は12%と使わなさ過ぎる値となっています。これは高いパワーを持っているにも関わらず、「日常の自分」は出力を抑えて行動しているということを意味します。このような場合、「日常の自分」において、出力を大きくするよう意識することで、「社交的」性格要素のポジティブな面を引き出せるようになります。

これは私の「親密」クオリティです。このクオリティは人の話に耳を傾けることが好きな人に見られ、他の人のアイディアを聞いて楽しんだり、他者から学んだことに自分の考えを融合させることができます。一方で使い過ぎると、引きこもってしまい言葉を発さず、状況に対して影響を及ぼすことを放棄してしまいます。
私の場合、ストレス下の「行き過ぎたときの自分」はこのクオリティを使い過ぎるきらいがあるので、出力を抑えるよう意識したいところです。
このように、それぞれの場合において性格的要素の使い方には強弱が異なるので、意識して調整できるようになることで自らの強みを鍛えることが出来ます。
自分の苦手を補ってくれる人とチームを

これは私の「表現力豊か」クオリティです。このクオリティを使うことで、感情を共有し、自らの積極性を生かして周囲の人を動かすことが出来ます。一方で、使い過ぎると高圧的になってしまいます。
このクオリティのパワーは、どの自分も少なく、出力調整だけではどうにもならないことがわかります。このような場合、チームとして成長するためには、「表現力豊か」クオリティが高い人と組めば良いことがわかります。ありがたい!
最後に
復帰直後にLumina Sparkを受けられたことは、本当に良いタイミングでした。 育児中は「自分のことは後回し」になりがちですが、プロファイルを通じて「そういえば私ってこういう人だったな」と思い出すことができました。一方で、自分でも意外だった一面にも気づかされました。 プロファイルに記載された強みや、今後伸ばしていけるポイントを少しずつ活かしていきたいです。特に、私のように「再スタート」を迎える方には、ぜひ一度体験してみてほしいツールです。
また、「強みを活かす」という視点は、これからのチームづくりにも通じると感じました。特に、チームの中でどう補い合えるかを考えるきっかけにもなります。
おまけ
Lumina Sparkのアプリをインストールすると自身のマンダラをいつでも表示できるようになります。
プロファイルの最後にQRコードで自分の結果をシェアしたり、他の受講者のマンダラと自分のマンダラを比べることもできます!

