iOSDC Japan 2024 参加レポート
はじめに
2024年8月22日（木）から24日（土）にかけて開催された「iOSDC Japan 2024」に初めて参加してきました！
iOSDC Japan 2024とは
iOSDC Japanは、iOS関連技術業界における情報共有・交流・コラボレーションを目的とするコミュニティイベントです。iOS開発に携わる者として、その存在は知っていたものの、今回が初めての参加となりました。
イベントは3日間の構成で、以下のように行われました：
- 8月22日（木）：day0（前夜祭）
- 8月23日（金）：day1（本編1日目）
- 8月24日（土）：day2（本編2日目）
私は、day0の前夜祭とday1に現地参加しました。
全体的な印象
一言で言えば、「開発意欲を掻き立てられた！」という感想です。自分自身がまだ到達できていない技術領域を発見できたことは大きな収穫でした。どのセッションも興味深く、終始高いテンションを維持できました。
特筆すべきは、運営側の「盛り上げよう」という熱意が伝わってきたことです。その雰囲気に乗っかるだけで、楽しむことができるイベントになっていました。
印象に残ったセッション
オフラインで参加できたday0（前夜祭）とday1で見ることができたセッションの中から、特に印象に残ったものをいくつか紹介します。
1. MPEG構造を把握し、VideoToolBoxを使った特殊再生の実装方法を理解する
VideoToolBoxでの処理経験はあるものの、GOPやデコードの内部的な処理については知識が不足していました。このセッションを通じて、自分の知識を大きく更新できた気がします。これまで経験した処理後の動画の奇妙な挙動の理由も理解でき、すっきりした気持ちになりました。
2. iOSの隠されたAPIを解明し、開発効率を向上させる方法
非公開APIについては、かつて審査を通過していた時代があったことを覚えています。当時はいくつか知っていましたが、リジェクトされるようになってからは特に深く追求していませんでした。このセッションでは、使い方や事例も紹介されており、今後の活用の可能性を感じました。
3. LT大会
LT（ライトニングトーク）大会は非常に楽しかったです！ペンライトを使った会場の盛り上がりも面白く、短い時間ながらも各発表に濃密な内容が詰まっていました。オフラインで体験できて本当に良かったと思います。
運営・スポンサーへの感謝
会場の雰囲気は最高でした。ネームカードにNFCタグが入っていたのも、テンションが上がるポイントでした。登壇者紹介動画からも運営の盛り上げようという気持ちが伝わってきて、ワクワクしました。
おやつやネイル、美味しいコーヒーも堪能しました。普段はネイルをしませんが、とても可愛いデザインだったので挑戦してみました。
持ち帰ったもの
何よりも大きな収穫は、「刺激と開発意欲」です。スポンサーブースでいただいたお土産も嬉しかったですが、セッションで紹介されていた技術を使ってみたいという気持ちが一番です。
特に、SwiftUIをもっと学びたいという思いが強く出てきました。実務ではUIKitを使用することが多く、SwiftUIの経験は小規模なアププリケーションに限られていましたが、今後はより焦点を当てて学習していきたいと思います。
終わりに
iOSDC Japan 2024は、「とにかく楽しかった」の一言に尽きます。3日間にわたる充実したプログラムと熱気あふれる会場の雰囲気は、開発者としての情熱を燃え上がらせてくれました。来年も必ず参加したいと思える素晴らしいイベントでした。運営の皆様、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました！
